就職イベントをはじめとした様々な企画を運営

就職イベント「エコリク」の開催

持続可能な環境・社会の実現に貢献する環境産業・サステイナブルビジネスと、関連領域を専攻する学生を対象とした就職イベント「エコリク」を2013年より毎年開催し、これまでに多くの企業と学生のマッチングを行ってきました。北海道や沖縄などの地方学生も毎年参加実績があり、「理系の専門性を活かしたい」「環境問題に関わりたい」という熱心な学生が多く参加するイベントとして、出展企業の人事担当も「他のイベントでは出会えない学生が多い」と好評を得ています。
コロナ禍で対面での就職活動が難しくなった2021年は、2日間にかけてオンラインでイベントを開催、その様子は、2021年2月18日放送のNHK「おはよう日本」にて、「SDGsで変わる就活・企業が求める学生像は?」で紹介されました。

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SDGs就活Liveの開催

2030年目標まであと10年を切り、国内でもますます認知度が高まるSDGs。さらにコロナ禍の影響を受け、世界中で「グリーンリカバリー」が叫ばれ、社会のサステイナビリティを目指す流れはこれまで以上に強まっています。「SDGs就活LIVE」では、SDGs実現に取り組む各業界のプロフェッショナルを講師としてお招きし、一般には聞くことのできない、ビジネスの現場の最前線にいるからこそ分かる、各テーマの現状や課題、将来性などについてお話しいただいてます。
2021年は、オンラインで4回開催し、累計で約200名の学生が参加しました。

開催報告・・・

エコプロ展での企画・セミナーの開催

一般社団法人サステナブル経営推進機構と日本経済新聞社が主催するアジアを代表する環境の総合展示会「エコプロ展」にて、毎年企画・セミナーを開催しています。
2021年は、これからの時代に即した就活スタイルとして学生がオンライン上でGWを行い、その様子を環境ビジネス企業が視聴して、終了後に選考オファーをする新規のイベントを企画、また環境に携わる社会人を対象とする人事戦略セミナーを開催しました。

第3回エコプロアワード 環境大臣賞受賞

一般社団法人サステナブル経営推進機構が主催する『第3回エコプロアワード』において、当機構の「多様な団体の連携が生み出す サステイナビリティ人材の育成事業」が、最高位賞の1つである「環境大臣賞」を受賞しました。

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産官学連携SDGs企業協働プロジェクト

SDGsに熱心なSus-Pro会員の企業(資源・廃棄物、建設コンサルタント等)とタイアップし、企業の技術を地域課題の解決に役立てる方法の提案を行い、企業と行政、住民のパートナーシップにより実現を目指す新しい形のインターンを企画しました。
また、2020年度は、大学科学技術振興機構OPERAに採択された千葉大学のWell Active Community(WACo)の研究活動の一環として企業担当者向けのアンケート『SDGs✕人材育成』を実施しました。

以上のような活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けた「サステイナビリティ人材の育成」「キャリア開発支援」を推進しています。

就職支援者の皆様へ

通年採用に踊らされず、大学での学びが活きる就職活動を

Sus-Proでは、アフターコロナの世界を牽引し、SX(サステイナビリティ・トランスフォーメーション)の原動力となるサステイナビリティ人材のキャリアをサポートするための様々な活動を行っています。
元来、変革期にあった学生の就職・採用活動において、コロナ禍によって通年採用という言葉が急速に広がりつつあります。就職活動学生にとって就活機会が増えるため良いことと受け止められる一方、就職活動の長期化や企業側都合での採用活動になる可能性など、懸念の声も広がっています。
社会課題の解決と自己のキャリア形成を実現するためには、大学での勉学や研究活動に打ち込むことで得られる人間性や専門性、人的ネットワークが必要不可欠です。大学で得られる学びを軽視し企業都合で実施される採用活動は、学生個人のキャリア形成を阻害し、長期的に社会全体にとっても大きな損失となっていくと考えます。
私たちは、学生とキャリア支援者の先生方の声を聴き、研究活動と両立できるスケジュールでキャリア支援イベントを企画・運営して参ります。
就活生と言われる対象年次の学生に限らず、1~2年生の間でも、社会との繋がりや自身のキャリアを考えるための機会を私たちは提供します。

これまでのキャリア支援活動

  • 大学学部での出張講義
  • 学会と提携した会員向けキャリア支援企画の運営
  • SDGsを学ぶオンラインワークショップ

特に研究活動が長期化する理系学生については、時期の集中や個別の支援が求められ、我々はこれまでにも大学や学会と提携して修士・博士学生の就職支援も個別にサポートして参りました。環境系、理系の学生のキャリアをサポートされる先生方におかれましては、今後も学生への活動及びイベントのご案内を頂ければ甚だ幸いでございます。今後ともご協力をよろしくお願い申し上げます。