就職イベントをはじめとした様々な企画を運営

持続可能な環境・社会の実現に貢献する環境産業・サステイナブルビジネスと、関連領域を専攻する学生を対象とした就職イベント「エコリク」を2013年より毎年開催し、これまでに多くの企業と学生のマッチングを行ってきました。東京・大阪を中心に開催していますが、北海道や沖縄などの地方学生も毎年参加実績があり、「理系の専門性を活かしたい」「環境問題に関わりたい」という熱心な学生が多く参加するイベントとして、出展企業の人事担当も「他のイベントでは出会えない学生が多い」と好評を得ています。

また、Sus-Proは、主に全国の理系・環境・サステイナビリティ学関連を研究領域とする大学教授約10,000名の協力のもと、大学や学会などの学術組織と連携し、学内や学会のイベントにおいてサステイナブルビジネスの普及啓発に関する授業の実施、キャリアカウンセリングや仕事研究会の共催も行っています。
環境関連の専攻はしているが、具体的な就職先企業が見つけられない、どういった分野に自分の専攻を活かしてよいかわからないといった悩みを抱える学生や就職支援担当教授は多く、専門のキャリアカウンセラーと環境ビジネスの現場で働く社員により出張講義を行っています。講義内容は参加学生の属性や時期、抱える課題により都度調整が可能であり、環境産業についての講義だけでなく、理工系学生に向けた就職と進学の進路選択を決める参考となる授業なども開催しています。

その他にも、学会組織と連携したイベント共催も行っています。一般社団法人日本生態学会では、修士以上の学会所属学生がアカデミック領域以外の進路選択も広く検討できるようになることを目的としたキャリア支援フォーラムを年一回開催しておりますが、このフォーラムにおいて過去二回、専門のキャリアカウンセラーを派遣するとともに、民間企業ブースの設置や就職活動に役立つ人事担当者によるパネルディスカッションを実施しました。

さらに、サステイナブルビジネスの中核をなすベンチャーや中堅企業の人事・総務担当者などを対象に、SDGsの企業の取り組み事例や、昨今問題となっている企業ガバナンスや労働領域など、CSRをテーマとしたセミナーを開催していきます。

イベント開催等の主な活動

Sus-Proの活動内容

環境産業・サステイナブルビジネスに特化した就職イベントの企画・運営

持続可能な環境・社会の実現に貢献するサステイナビリティ推進企業・団体と学生を対象とした就職イベント「エコリク」を企画・運営しています。
「エコリク」は環境系・理系・サステイナビリティ学を専攻する学生のみを対象とした国内唯一の就職イベントとして2013年より開催しています。

SDGsやCSR/CSV領域に関するセミナーの企画・運営

SDGsやCSR/CSV領域に関するセミナーの企画・運営

企業人事、総務担当者などを対象に、SDGsの企業の取り組み事例や、昨今問題となっている企業ガバナンスや労働領域のCSRをテーマとしたセミナーを開催しています。

サステイナブルビジネス(環境ビジネス)就職相談会

大学生・大学院生を対象としたサステイナブルビジネス就職相談会の開催

大学教授、キャリアセンター、学会等からの依頼により、大学内や学会のイベント会場に出張し、サステイナブルビジネス概説などの勉強会や、キャリアコンサルタントによる就職相談会を開催しています。
講演内容やテーマは学生の専攻等により随時変更しています。講演依頼はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

サステイナビリティ人材のキャリア開発のための情報発信

サステイナビリティ人材のキャリア開発のための情報発信

環境・サステイナビリティ領域の研究に従事する学生を対象とした就職情報、セミナー・イベント情報をメールマガジン等で配信しています。
※配信対象は学生の就職支援者(大学教員・キャリアセンター)となります。

今後の展開

活動時期を限定しない多様な採用・就職活動の実現と研究活動の両立

これまで経団連指針をベースとした活動時期の大まかなルールが設けられてはいましたが、外資系企業やITベンチャーでは関係なく早期での採用活動を行っています。1Dayインターンシップを活用し、採用活動解禁前に学生にアプローチしようという企業も増えています。ルール通りに行っていては、優秀な人材がいなくなってしまう、という危機感から、経団連加盟企業ですら、学生の個人情報を取得するために就職活動解禁日以前よりあの手この手で動いている、というのが実態です。オリンピックの影響もあり、ルールの形骸化に拍車がかかるなかで、各企業が採用ターゲット層や規模に応じた企業独自の採用手法を確立していかなければ、人材の獲得はできなくなります。一方で、日本の研究開発能力は弱体化の一途をたどっているといわれています。研究開発費や博士進学者の減少により、日本の研究力は世界での相対的な地位は下降しています。今後、就職活動が企業主体で暴走すれば、研究に打ち込む大学生活を就職活動が圧迫し、研究に取り組む学生数も論文数も減少してしまいます。環境分野は研究論文数が増加している数少ない領域です。我が国が環境・サステイナビリティ分野で世界のイニシアチブを獲得するためには当該領域にかかわる人材の増加が必須です。学生には安心して研究活動と就職活動の両立が図れる環境を提供していく必要があり、大学の就職支援者と企業の採用担当者が連携できるハブとなる役割をSus-Proは目指しています。

そのほか、大学や民間企業だけでなく、そのほかのセクター、学会等における研究は依然として少なく、生産人口の減少に伴い、会員の獲得に苦慮し、運営もままならない団体も少なくありません。Sus-Proでは、当該領域の学術団体と連携し、一般向けのセミナーやイベント情報を拡散することで、個人会員を増やすための広報活動支援も行っています。
また、学生に向けた活動だけでなく、働く人の働き甲斐や自分らしい働き方などにも焦点を当て、一緒に考える場も作っていきたいと考えています。

SDGsの活用による人材確保

SDGsの活用によって広がる可能性として、企業イメージの向上による多様性に富んだ人材確保が挙げられています。(環境省 持続可能な開発目標SDGs活用ガイド)
Sus-Proでは、実際に企業が採用活動にどのようにSDGsを活用しているか、グッドプラクティスを収集・分析し、人材獲得に苦戦する中小企業を中心に支援するサービスも展開していきます。組織や個人への支援だけでなく、多様なステークホルダーとのパートナーシップを生み出し、新たなイノベーションが創造されるプラットフォームとなることを目指しています。